2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2019/08/20

飛んで、葬儀後2日目。やっとこのブログを開く気になった。 今日は秋のようなどんより空。雨。葬儀後もぽつりぽつりと家に弔問客が訪れる。 今日はどうかな。父は祖母の書類一揃いを持って市役所へ行った。 喪失感は大きい。まだ生傷という感じ。

2019/08/17②

通夜。祭壇は白とピンクと紫の花々をベースに、中央にヒマワリがあしらわれて優しく華やかな雰囲気だった。 ほんとうに、祖母は花が大好きだった。優しいピンクの着物姿にしてもらった遺影も、花に囲まれてよく映えていた。 通夜の会場に着いて祖母の戒名を…

2019/08/17①

通夜の朝。台風は過ぎ、フェーン現象でとんでもない暑さ。予想最高気温は37度。朝から数人の来客。父や母は相変わらず事務的な仕事で忙しい。祖父はお寺へ通夜と葬儀の拝み料を納めに。 連日溜まった疲れで私は非常に眠く、今日は夕方まですることもないので…

2019/08/16②

祖母が自宅で過ごす最後の夜。夕方になり祖母の遺影が届けられる。想像以上によい出来で祖父も満足。家族で夕食をとっているとき、また祖父の昔話に花が咲く。祖父は、古い写真を貼ったボード3枚、祖母がかつて俳句を寄稿していた句集などに飾られた祭壇と祖…

2019/08/16①

雨降りの朝、祖母納棺。私の家族と叔母家族のほか、特に懇意にしている近所のご夫婦(祖父の従弟にあたる)が駆けつけてくれる。棺には母の長姉が用意してくれた千羽鶴、施設で祖母がよく抱いていた柴犬のぬいぐるみ(誕生日の折に職員さんからプレゼントし…

2019/08/15②

午後、一日早い送り盆をしに墓参り。祖父、母、従兄の子2人と従兄のお嫁さんと。その後、葬祭業者が来て、ドライアイスの入れ替えなどをしてもらう。何しろこんな季節なので暑い。そして前もって候補に挙げておいた写真の中から遺影に使うものを選ぶ。みんな…

2019/08/15①

朝から口見舞い客が30人ほど次々に訪れる。94歳になる祖母の姉は驚くほどシャキシャキと元気でにぎやかで、太陽みたいな人だった。 かつて詩吟を習っていたというその人は、横たわる祖母の顔を見つめ線香を上げたあと、祖母のために自作の歌を歌っていた。若…

青い空その空の下

青い空その空の下ばーちゃんは死ぬのが怖くないのだそうだ(榎田純子) 2019年8月14日15時20分、祖母逝去。享年88。10年以上の長きにわたって認知症だった。自宅での介護、デイサービスやショートステイの利用の後、施設に入居して約8年。今年3月に脳梗塞を…